浴槽の形状がストレート浴槽から変化して複雑化しています。当初は浴槽にピッタリ合った純正フロフタを使っているユーザーも、買い替え時期を迎え純正フロフタの価格を見てビックリ！！ホームセンターなどを回っても、最近の浴槽にピッタリ合うフロフタが見つけられない場合も少なくありません。本稿では、様々な形状浴槽に合った風呂ふたが自由設計でオーダーできる「オーダーフロフタ」をご紹介します。

※この記事は2020年1月22日に公開したものですが、校正し直し2021年3月17日に再公開いたしました。

種類が豊富なのでユーザーの希望に応えられる

節水効果を狙うSライン浴槽、洗い場を広くとるコーナー浴槽や斜め浴槽、手足を伸ばしゆったり入浴を楽しめるワイド型やたまご型、入浴動作が楽になるアーチ型浴槽という具合に、浴槽は家族構成やライフスタイルに合わせて選べるようになりました。しかし、これらの浴槽のフロフタを買い替えようと思うと、一般的なストレート浴槽と異なり変形オーダーが必要です。

変形オーダーの種類が豊富！

「シャッターフロフタ」と「組み合わせフロフタ」のいずれでもサイズオーダーと変形オーダーに対応しておりますが、定形外サイズや特殊形状のフロフタが必要な場合は「オーダーフロフタ」がオススメ。特にサイズだけではなく斜めなどの変形オーダーを使いこなせばユーザーを満足させられる提案ができます。

凹凸にフィットする「シャッターフロフタ」で変形オーダー

くるくる巻いて浴槽の端に寄せることができる定番の「シャッターフロフタ」を使ったオーダーメイドを承っております。カラーはホワイト・ブルーからお選びいただけます。サイズ加工は「幅700mm～2000mm」×「奥行500mm～900mm」まで対応できます。変形オーダーは以下の「変形オーダーの加工方法」の内、丸型コーナー以外の加工が可能なので、様々な形状の浴槽に合わせられます。ただし、斜めカットは45度と60度の2パターンに限定されるため、それ以外の角度をご希望の場合は段カットでご案内させていただきます。なお、オーダーメイド品は製品安全協会の補償制度の対象から外れてしまう点はご了承くださいませ。

掃除のしやすさNO.1「組み合わせフロフタ」で変形オーダー

軽くて扱いやすいボードタイプの「組み合わせフロフタ」。凹凸がほとんどないのでお手入れがカンタンです。
保温性も高く、帰りの遅い家族がいるユーザーに喜ばれます。

カラーは清潔で明るい印象のホワイト色で、軟質エッジ部はグレー色で汚れを目立たないようにしています。サイズ加工は幅700mm～2400mm×奥行450mm～1950mmまで対応でき、段カット以外すべての変形オーダーが可能です。

サイズオーダーの測り方

変形がない場合は、奥行きと幅（開口）の寸法を、浴槽のフチに十分かかるように測ってください。浴槽のフチに蛇口や排水ボタンなどがある場合や、浴槽が四角形以外などの変形がある場合は、変形部分のサイズを詳しくご指示ください。型紙があれば対応をスムーズに進めることができます。

変形オーダーの加工方法

	シャッターフロフタ	組み合わせフロフタ
角型コーナー	〇	〇
丸型コーナー	✖	〇
角落とし	〇	〇
段カット	〇	ー
斜めカット	△※45・60度のみ可能	〇
切り欠き	〇	〇

まとめ

「シャッターフロフタ」と「組み合わせフロフタ」のいずれでもサイズオーダーと変形オーダーに対応しております。最近はライフスタイルに合わせて浴槽形状も複雑になっているため、サイズオーダーだけでなく変形オーダーを使いこなせばユーザーを満足させられる提案ができます。