スイッチやコンセントの棚卸し。はじめてのセンサー照明

後悔する設備としてよく耳にするのがスイッチとコンセントの設置位置。見直せば、無駄遣いのセーブだけでなく、暮らしのグレードアップにつながります。本稿では、最近要望の多い非接触=スイッチのON・OFFいらずで自動で点灯・消灯するセンサー照明を紹介したいと思います。

今日から始めるセンサー照明のご提案

最近のタワマンや新築住宅の廊下にはフットライト(足元照明)が設置されています。しかし、既築住宅のほとんどは、昭和時代よろしくスイッチのON・OFFが必要なのではないでしょうか?せっかくならこの機会に、大掛かりなリノベーションだけでなく、「ユーザーのスイッチやコンセント」にも目を向けてみませんか。

センサー照明のマーケットは既築住宅の大半

以前はセンサー照明の提案を喜んでいただける機会と言えば、高齢者や車いすでの移動が必要になったご家族が増えた際であり、大事な廊下や間口の拡張などのバリアフリー化リフォームの付帯工事として一緒に行われていました。しかし、実は既築住宅の多くで、夜間の玄関、階段、トイレ、洗面所において足元が暗いという問題を抱えているのです。

センサー照明の構成要素

ひと口に、「照明を自動化したい」といっても、その内容は人それぞれ。ただ、大きく分ければ、それらは4つに分類できます。(1)暗くなったらON、明るくなったOFFしたい、(2)人の接近を感知して照明をON・OFFしたい、(3)音楽に合わせてON・OFFしたい、(4)シーンに合わせて色を変えたいーという4つです。

これら4つを実現するのに使える主な部品はセンサー、スイッチ、電球の3つです。この3種類を使いこなせばすべて実現するのですが、(3)と(4)はユーザー自身が電球を「PHILIPS社のhue」に取替えてWi-Fiに接続されたスマホからアプリでコントロールするため、施工業者様のご提案材料にはなり得ません。よって、本稿ではセンサーとスイッチを使った(1)、(2)の照明の自動化について順番に見ていきます。

ほんのりとしたあかりで足元をサポートする「LEDフットライト」

まずは、「LEDフットライト(品番:LBJ70076)」から。今では様々なフットライトが安価に入手できるため、ユーザーの中には既にコンセントに挿して使っているという方がいらっしゃるはずです。しかし、この「LEDフットライト」を取付けた瞬間から、まるで外資系ホテルの廊下のようにアップグレードします!

「LEDフットライト(品番:LBJ70076)」の消費電力は僅か7Wですから暗い時間帯につきっぱなしでも気になりません

暗い廊下や階段の足元をほんのりと明るくして、安心と安全を確保する「LEDフットライト(品番:LBJ70076)」。明るさセンサーが付いていますので、暗くなると自動的にライトが点灯、明るくなると消灯する仕組みです。2線式ですので工事はカンタンで既存のコンセントと入替えるだけ。コンセント付きですので、掃除機を使う廊下にも安心してオススメできます。

自宅のコンセントを取り換えてみました!

2F廊下のダブルコンセントをLEDフットライトに変更しました。

夜中もスイッチのON・OFF作業が不要で非常に快適です。

階段の足元に3カ所あったダブルコンセントをLEDフラットライトに交換

新規に取付ける場合の開口寸法

新規で取付ける場合は、スライドボックスを使用して取付けるパターンとはさみ金具を使用して取付けるパターンの2種類あります。いずれも一般的なコンセントと同じで結構です。

取付方法 開口寸法
スライドボックスを使用する場合 90mm×51mm
はさみ金具を使用する場合 95mm×51mm

玄関のドアを開ければ照明がON!「かってにスイッチ」

センサーが人の動きを感知して自動に照明のスイッチをONにしてくれるので、深夜に帰宅した時にパッと明るく照明が点灯します。玄関以外にもトイレの中や洗面所など、入った瞬間に照明が点灯したら一段と生活が豊かになることと思います。なにより設定時間で自動消灯するので、消し忘れ防止で節電効果もあります。

「かってにスイッチ(コスモシリーズ)(品番:WTK1811WK)」は、人の接近を感知して照明をON・OFFしたい箇所に設置して下さい。

下記記事に詳細を執筆していますので、合わせてご覧ください。

ユーザーの喜ぶ顔が見たければ「かってにスイッチ」に交換しましょう!

スイッチが無い場所でも人の動きを感知してくれる「ここでもセンサー」は便利!

「ここでもセンサー(コスモシリーズ)(品番:WTC5360W)」は、受信部と発信部のセット商品です。既設コンセントを受信部である「埋込一時点灯スイッチ(2線式・受信機)(品番:WTC5365W)」に取替えたうえで、発信部である「あけたらタイマ発信機(品番:WTC53691W)」を玄関入り口付近に設置してお使いください。

「受信器(品番:WTC5365W)」単独でもスイッチと自動消灯が行える

「ここでもセンサー(コスモシリーズ)(品番:WTC5360W)」の「受信器(品番:WTC5365W)」は、手動ハンドル+自動消灯の機能が付与されています

「埋込一時点灯スイッチ(2線式・受信機)(品番:WTC5365W)」は、受信器ですから感知センサーは搭載されておりません。しかし、下の写真のようにスイッチプレートを開けたところにあるつまみで点灯保持時間を設定すれば自動消灯します。例えば、点灯保持時間を1分に設定すると、照明をつけた1分後に自動的に照明が消えますので、玄関照明の消し忘れ防止に繋がります。なお、スイッチプレートはコスモシリーズの一連用(品番:WTC7101W)をご利用ください。

デフォルトは5分後切りです。ユーザーの好みで約10秒~30分で設定してください。自動消灯が不要になった場合は、連続に設定すれば一般的なスイッチとしてご利用いただけます。

受信器の施工は既存のスイッチを取替えるだけ!

既存の2線式スイッチから抜いたケーブルを、「埋込一時点灯スイッチ(2線式・受信機)(品番:WTC5365W)」に差し替えるだけのカンタンな施工で、ユーザーに素敵な生活体験をお届けできます!

ご覧いただくまでもありませんが2線式です

受信器は付属のピンで壁に固定する

石膏ボードに固定したい場合は、4角を付属の石膏ボードピンで打ち込んでください。木やコンクリートに固定する場合は、中央2か所のビス穴を利用して壁に固定します。

ブランクチップを外せばスイッチが増設できる!

「埋込一時点灯スイッチ(2線式・受信機)(品番:WTC5365W)」の上部ブランクチップを外してスイッチを追加することが可能です。例えば、外灯用のスイッチを取付けるという具合です。

点灯も自動で行いたい場合は、発信器を設置しよう

ここでもセンサーの「あけたらタイマ発信機(品番:WTC53691W)」

「埋込一時点灯スイッチ(2線式・受信機)(品番:WTC5365W)」だけでは、照明の自動消灯しかできません。点灯も自動で行いたい場合は、「あけたらタイマ発信機(品番:WTC53691W)」を設置しましょう。発信器は電池式ですので、配線工事は必要なくカンタンに取付けることが可能です。玄関収納のカウンターなどに置けるように、固定用のスタンドが付いていますので、施主様が実際に暮らし始めてから「センサーの位置を変えたい」という思いにもフレキシブルに対応できます。ただし、受信機の上下15cmの高さに収めなければならないため玄関の床に置いた場合は動作しない点には注意が必要です。

まとめ

感染症対策が求められる今、設備の非接触化需要は旺盛です。特に手指を使うスイッチやコンセントのセンサー化の潜在ニーズは少なくありません。この機会に、「ユーザーのスイッチやコンセント」にも目を向けてみてはいかがでしょうか?廊下、階段、洗面所など夜間の足元が気になる箇所には「LEDフットライト(品番:LBJ70076)」、玄関には「ここでもセンサー(コスモシリーズ)(品番:WTC5360W)」をオススメします。

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佐々木瞭

佐々木瞭

1994年生まれで、2016年ベストパーツ株式会社入社。
2018年より営業部に所属し、分類は配線器具を担当しています。
皆さまのお困りごとを解決させて頂きます。
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